【9/21開催】なぜ都市に音楽は必要なのか? みんなで考える音楽都市のつくり方|Music City Conference Vol.00
音楽が都市を変える──
Sound Diplomacy創業者来日&キックオフイベント開催決定!
「New School of Music | 新しい音楽の学校」ボードメンバー・若林恵率いる黒鳥社は、「音楽都市」を標榜するコンサルティングファームの創業者をゲストに、「音楽」と「都市」の可能性に迫る特別イベントを開催します。
Sound Diplomacy創業者シェイン・シャピロが2023年9月に上梓した『THIS MUST BE THE PLACE: How Music Make Your City Better』は、ロンドン、メルボルン、ナッシュビル、オースティン、チューリッヒなど、世界各地の“音楽都市”の事例をあげながら、音楽がいかにして「都市」をよりよい場所にできるか、新しいコミュニティのあり方を教えてくれます。
「新しい音楽の学校」をはじめ、「Sound&City」や「blkswn jukebox」などさまざまなコンテンツで「音楽」と「都市」について考えてきた黒鳥社は、本書の翻訳権を獲得し、来年5月に日本語版を刊行することを決めました。
また、本書の刊行にあわせて、本の出版だけにとどまらないムーブメントをつくるべく、「音楽」と「都市」の可能性を多種多様なステークホルダーとともに、さまざまな角度から考えるプロジェクトを始動! まずは9/21(土)に、プロジェクト第1弾として著者のシェイン・シャピロを招聘しキックオフイベントを開催いたします。
最初のセッションでは、世界の各地で音楽都市づくりをサポートしてきたシェイン・シャピロ、日本におけるナイトタイムエコノミーの推進を進める弁護士の齋藤貴弘とともに、音楽都市のつくり方について、来場者のみなさんと考えます。
続くセッションでは、CANTEEN・遠山啓一と黒鳥社・若林恵の対談をお届け。Tohjiを筆頭にしたアーティストのマネジメント、POP YOURS、Boiler Room Tokyoなどイベントの企画・運営、アートギャラリー「CON_」の運営など、インディペンデントにクリエイティブ・ビジネスの成長をサポートする遠山さんに、クリエイター視点で、いま都市に必要なことをお話しいただきます。
セッション終了後のネットワーキングの時間には、国境を超えた活動を続けるサブマースがDJを担当。
また、オープニングトークでは出版にとどまらない本プロジェクトの全体像を、東邦レオ代表の吉川稔ほか事務局メンバーがクロストーク形式で解説します。
音楽産業に関わる人はもちろんのこと、文化事業・行政に関わる人は必見です。奮ってのご参加をお待ちしています。
〈詳細・お申し込みはこちらから〉
【イベント概要】
日時 2024年9月21日(土)14:00〜18:00
(受付開始 13:30〜/ミートアップ 17:00〜18:00)
会場 九段ハウス
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-9 Google Map
参加費
会場 |一般 2,000円(税込)/学生 1,000円(税込)
オンライン|500円(税込)
※一般、学生は同一料金です。
※Zoom Meeting使用。Closing Talkまで配信します。
定員
会場 |100名(一般80名、学生20名)
オンライン|100名
配信URL お申し込みいただいた方に、開催日の1週間前を目安にpeatixメールにてお知らせいたします。
主催・運営 Music City Lab./東邦レオ/黒鳥社
協力 epigram/ナイトタイムエコノミー推進協議会
【出演者】
シェイン・シャピロ|Shain Shapiro
Sound Diplomacy創設者/エグゼクティブ・チェアマン。Center for Music Ecosystems創設者/エグゼクティブ・ディレクター。音楽、文化、都市政策の融合における世界的ソートリーダー。都市や場所における音楽の価値について新しい考え方を定義し、それを通じて130以上の都市や場所に音楽と文化への投資を推進。都市、観光、ナイトタイムエコノミー、不動産、復興における音楽の役割について権威ある報告書を執筆。SXSWや国連世界都市フォーラムなど何百もの世界的な大会で講演し、都市における音楽の役割について史上初のTEDx講演を行う。ロンドン大学で博士号を取得。現在はイースト・ロンドンに在住。
https://www.shainshapiro.com/
遠山啓一(てぃーやま)|Keiichi Toyama
CANTEEN代表。ロンドン大学SOAS校においてカルチュラル・スタディーズで修士号を取得。帰国後、Ogilvy Japanに戦略プランナーとして勤務する傍ら、国内外で都市文化や音楽に関するリサーチ・プロジェクトを展開。2019年にCANTEENを設立。現在Tohji、ralph、kZmなどを含む20組以上のアーティストに対して、マネジメント/レーベル・サービスを提供している。またアートギャラリーを手がける「CON_」、クリエイティブ制作チーム「volvox」、イベント制作の「Danii」を共同創業するなど、音楽に限らず、都市文化/クリエイティブ・ビジネスに関する事業開発を継続的に行っている。
https://canteen302.com
サブマース|Submerse
プロデューサー/DJ。イギリス出身・東京在住のSubmerseはゲーム音楽やアメコミなど、超個人的な影響を独自のセンスで消化し、Jungle、Footwork、Hip Hopを縦横無尽に横断するユニークなスタイルを持つプロデューサー/DJとして知られている。これまでに名門レーベルのFuture Retro LondonやR&S (Apollo Records)、ベルリンの老舗レーベルProject: Mooncircleか ら作品をリリースし、Boiler Room、BBC Radio 1などに出演。イギリスのダンスミュー ジックシーンを代表するシンガーEllie Gouldingのオフィシャル・リミックスや、UK在住のプロデューサーTim Reaper、LA在住のプロデューサーDevin Morrison、ラッパーBIMとのコラボレーションなど、ジャンルや国境を超えた活動を続けている。
https://linktr.ee/submerse
吉川稔|Minoru Yoshikawa
東邦レオ株式会社代表取締役社長。1965年大阪府生まれ。1989年に神戸大学農学部を卒業し、住友信託銀行に就職。99年オーブを設立しライフスタイル事業への投資を開始。2001年ルシェルブルー(現リステアホールディングス)の取締役、04年にリステア(同)の副社長に就任。10年よりクール・ジャパン官民有識者会議委員。12年から東邦レオのアドバイザーとなり、16年11月から現職。
https://www.toho-leo.co.jp
齋藤貴弘|Takahiro Saito
弁護士/ナイトタイムエコノミー推進評議会代表理事。弁護士として法務コンサルティングを行うとともに、法規制対応等やルールメイキングを通じて新市場創出を支援。ナイトエンターテインメントを規制する風営法の改正を主導し、改正後はナイトタイムエコノミー政策の立案・実装をサポート。文化・観光・まちづくりといった複合的な視点観点から、多様な夜の価値創出を目指す。大の音楽ファンでもありL.A発の音楽コレクティブ “dublab.jp” のメンバーとして種々の音楽活動も行っている。著書に『ルールメイキング:ナイトタイムエコノミーで実践した社会を変える方法論』(学芸出版社)。
若林恵|Kei Wakabayashi
黒鳥社コンテンツディレクター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書・編集担当に『さよなら未来』(岩波書店)、『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント:小さくて大きい政府のつくり方〈特装版〉』(黒鳥社)、『ファンダムエコノミー入門 BTSから、クリエイターエコノミー、メタバースまで』(プレジデント社)など。宇野重規氏との共著に『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(中公新書)。
https://blkswn.tokyo
【異能コンサル集団「Sound Diplomacy」とは】
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