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【9/21開催】なぜ都市に音楽は必要なのか? みんなで考える音楽都市のつくり方|Music City Conference Vol.00

「New School of Music | 新しい音楽の学校」主催の1dayカンファレンス(2018年12月開催)にてひときわオーディエンスの興味をかきたてた、「音楽都市」を標榜する鬼才コンサル集団「Sound Diplomacy」。来る9/21(土)には、Sound Diplomacyの創業者シェイン・シャピロの来日にあわせ、豪華ゲストが集結。「音楽」と「都市」の可能性に迫る特別イベントを開催します! 詳細・お申し込みはこちらから。

Cover Photo: ©︎ Lorenzo Dalbosco


音楽が都市を変える──
Sound Diplomacy創業者来日&キックオフイベント開催決定!


「New School of Music | 新しい音楽の学校」ボードメンバー・若林恵率いる黒鳥社は、「音楽都市」を標榜するコンサルティングファームの創業者をゲストに、「音楽」と「都市」の可能性に迫る特別イベントを開催します。

Sound Diplomacy創業者シェイン・シャピロが2023年9月に上梓した『THIS MUST BE THE PLACE: How Music Make Your City Better』は、ロンドン、メルボルン、ナッシュビル、オースティン、チューリッヒなど、世界各地の“音楽都市”の事例をあげながら、音楽がいかにして「都市」をよりよい場所にできるか、新しいコミュニティのあり方を教えてくれます。


「新しい音楽の学校」をはじめ、「Sound&City」や「blkswn jukebox」などさまざまなコンテンツで「音楽」と「都市」について考えてきた黒鳥社は、本書の翻訳権を獲得し、来年5月に日本語版を刊行することを決めました。

また、本書の刊行にあわせて、本の出版だけにとどまらないムーブメントをつくるべく、「音楽」と「都市」の可能性を多種多様なステークホルダーとともに、さまざまな角度から考えるプロジェクトを始動! まずは9/21(土)に、プロジェクト第1弾として著者のシェイン・シャピロを招聘しキックオフイベントを開催いたします。

最初のセッションでは、世界の各地で音楽都市づくりをサポートしてきたシェイン・シャピロ、日本におけるナイトタイムエコノミーの推進を進める弁護士の齋藤貴弘とともに、音楽都市のつくり方について、来場者のみなさんと考えます。
続くセッションでは、CANTEEN・遠山啓一と黒鳥社・若林恵の対談をお届け。Tohjiを筆頭にしたアーティストのマネジメント、POP YOURS、Boiler Room Tokyoなどイベントの企画・運営、アートギャラリー「CON_」の運営など、インディペンデントにクリエイティブ・ビジネスの成長をサポートする遠山さんに、クリエイター視点で、いま都市に必要なことをお話しいただきます。
セッション終了後のネットワーキングの時間には、国境を超えた活動を続けるサブマースがDJを担当。
また、オープニングトークでは出版にとどまらない本プロジェクトの全体像を、東邦レオ代表の吉川稔ほか事務局メンバーがクロストーク形式で解説します。

音楽産業に関わる人はもちろんのこと、文化事業・行政に関わる人は必見です。奮ってのご参加をお待ちしています。

〈詳細・お申し込みはこちらから〉


【イベント概要】

日時 2024年9月21日(土)14:00〜18:00
(受付開始 13:30〜/ミートアップ 17:00〜18:00)

会場 九段ハウス
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-9 Google Map

参加費 
会場   一般 2,000円(税込)/学生 1,000円(税込)
オンライン|500円(税込) 
※一般、学生は同一料金です。
※Zoom Meeting使用。Closing Talkまで配信します。

定員  
会場   |100名(一般80名、学生20名)
オンライン|100名

配信URL お申し込みいただいた方に、開催日の1週間前を目安にpeatixメールにてお知らせいたします。

主催・運営 Music City Lab./東邦レオ/黒鳥社

協力  epigram/ナイトタイムエコノミー推進協議会

【タイムテーブル】

14:00-14:15
 Opening Talk
出演:吉川稔(東邦レオ)、齋藤貴弘(弁護士)、伊藤佳菜(ナイトタイムエコノミー推進協議会)、若林恵(黒鳥社)       

14:15-15:45 Presentation|音楽都市のつくり方
出演:シェイン・シャピロ(Sound Diplomacy)

14:45-15:30 Talk+Q&A|なぜ都市には音楽が必要か
出演:シェイン・シャピロ(Sound Diplomacy)+齋藤貴弘(弁護士)+若林恵(黒鳥社)

ー15分休憩ー

15:45-16:45 Talk+Q&A|アーティストに自由を──都市文化を生み出すCANTEENの挑戦
出演:遠山啓一(CANTEEN)+若林恵(黒鳥社)

16:45-17:00 Closing Talk

17:00-18:00 Networking|懇親会
DJ:サブマース

18:00-      Closing

【出演者】

シェイン・シャピロ|Shain Shapiro
Sound Diplomacy創設者/エグゼクティブ・チェアマン。Center for Music Ecosystems創設者/エグゼクティブ・ディレクター。音楽、文化、都市政策の融合における世界的ソートリーダー。都市や場所における音楽の価値について新しい考え方を定義し、それを通じて130以上の都市や場所に音楽と文化への投資を推進。都市、観光、ナイトタイムエコノミー、不動産、復興における音楽の役割について権威ある報告書を執筆。SXSWや国連世界都市フォーラムなど何百もの世界的な大会で講演し、都市における音楽の役割について史上初のTEDx講演を行う。ロンドン大学で博士号を取得。現在はイースト・ロンドンに在住。
https://www.shainshapiro.com/


遠山啓一(てぃーやま)|Keiichi Toyama
CANTEEN代表。ロンドン大学SOAS校においてカルチュラル・スタディーズで修士号を取得。帰国後、Ogilvy Japanに戦略プランナーとして勤務する傍ら、国内外で都市文化や音楽に関するリサーチ・プロジェクトを展開。2019年にCANTEENを設立。現在Tohji、ralph、kZmなどを含む20組以上のアーティストに対して、マネジメント/レーベル・サービスを提供している。またアートギャラリーを手がける「CON_」、クリエイティブ制作チーム「volvox」、イベント制作の「Danii」を共同創業するなど、音楽に限らず、都市文化/クリエイティブ・ビジネスに関する事業開発を継続的に行っている。
https://canteen302.com


サブマース|Submerse
プロデューサー/DJ。イギリス出身・東京在住のSubmerseはゲーム音楽やアメコミなど、超個人的な影響を独自のセンスで消化し、Jungle、Footwork、Hip Hopを縦横無尽に横断するユニークなスタイルを持つプロデューサー/DJとして知られている。これまでに名門レーベルのFuture Retro LondonやR&S (Apollo Records)、ベルリンの老舗レーベルProject: Mooncircleか ら作品をリリースし、Boiler Room、BBC Radio 1などに出演。イギリスのダンスミュー ジックシーンを代表するシンガーEllie Gouldingのオフィシャル・リミックスや、UK在住のプロデューサーTim Reaper、LA在住のプロデューサーDevin Morrison、ラッパーBIMとのコラボレーションなど、ジャンルや国境を超えた活動を続けている。
https://linktr.ee/submerse


吉川稔|Minoru Yoshikawa
東邦レオ株式会社代表取締役社長。1965年大阪府生まれ。1989年に神戸大学農学部を卒業し、住友信託銀行に就職。99年オーブを設立しライフスタイル事業への投資を開始。2001年ルシェルブルー(現リステアホールディングス)の取締役、04年にリステア(同)の副社長に就任。10年よりクール・ジャパン官民有識者会議委員。12年から東邦レオのアドバイザーとなり、16年11月から現職。
https://www.toho-leo.co.jp

齋藤貴弘|Takahiro Saito
弁護士/ナイトタイムエコノミー推進評議会代表理事。弁護士として法務コンサルティングを行うとともに、法規制対応等やルールメイキングを通じて新市場創出を支援。ナイトエンターテインメントを規制する風営法の改正を主導し、改正後はナイトタイムエコノミー政策の立案・実装をサポート。文化・観光・まちづくりといった複合的な視点観点から、多様な夜の価値創出を目指す。大の音楽ファンでもありL.A発の音楽コレクティブ “dublab.jp” のメンバーとして種々の音楽活動も行っている。著書に『ルールメイキング:ナイトタイムエコノミーで実践した社会を変える方法論』(学芸出版社)。

Photo by Kaori Nishida

若林恵|Kei Wakabayashi
黒鳥社コンテンツディレクター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書・編集担当に『さよなら未来』(岩波書店)、『NEXT GENERATION GOVERNMENT 次世代ガバメント:小さくて大きい政府のつくり方〈特装版〉』(黒鳥社)、『ファンダムエコノミー入門 BTSから、クリエイターエコノミー、メタバースまで』(プレジデント社)など。宇野重規氏との共著に『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(中公新書)。
https://blkswn.tokyo



【異能コンサル集団「Sound Diplomacy」とは】

”音楽都市“が人と行政の未来を創る──。音楽を通じた都市開発をサポートする異色のコンサル企業「Sound Diplomacy」。持続可能な都市開発には音楽エコシステムが必要というビジョンにもとづき、文化政策のポリシー策定や経済効果の調査、都市インフラの文化的な評価をディベロッパーや行政に提供。コミュニティのハブとなる録音スタジオやライブハウスの設計支援から、文化的にインクルーシブな再開発、「ナイトタイムエコノミー」の戦略策定に至るまで、活動は多岐にわたります。

Project】ベルファスト、キューバ、ハンツビル、ジンバブエ etc.
世界各地で行っているプロジェクトをご紹介。
Report】「THE MUSIC CITIES MANUAL」など実践的なガイドを
数多く出版しています。

https://www.sounddiplomacy.com


【書籍紹介】

『THIS MUST BE THE PLACE: How Music Make Your City Better』
著者:Shain Shapiro/出版社:Repeater

「音楽」はいかにして都市をよりよい場所にできるか、コミュニティの新たなあり方を提示する手引書。公共政策の現場において音楽がいかに軽視されているか、グローバルな視点から語ります。また、ロンドン、メルボルン、ナッシュビル、オースティン、チューリッヒなど、世界各都市の事例を紹介しながら、コロナ禍以降の世界におけるアーティストの役割の変化や、音楽が都市にもたらす影響を検証。音楽愛好家やアーティスト、活動家がコミュニティを再構築するプロセスにおけるハウツー・ガイドであり、ツールキットとしても有用な一冊。2025年春に、黒鳥社より日本語版を刊行予定。

https://repeaterbooks.com/product/this-must-be-the-place/


〈詳細・お申し込みは
こちらから〉