供給サイドの都合で一方的に「配給」される、そういうビジネスはいよいよ終わりを告げつつある。サプライサイドの主権は、とうにデマンドサイドに奪われている。「〇〇ファースト」の物言いはすっかり一般化したが、ここでの「〇〇」は、例えば音楽ビジネスであれば、「アーティスト」か「リスナー」が…
音楽批評家として、ジャズを中心に日々多数のアーティストをインタビューしてきた柳樂光隆(Jazz The New Chapter)。新しい音楽の学校ボートメンバーとともに10月に敢行したロンドン視察ツアーで柳樂が注目したのは、多くの人が発した「DIY(Do It Yourself)」という聞きなれた言葉に対する違和感だ…
「新しい音楽の学校 HR Summit 2019」(11月30日開催)に登壇する、英国でアーティスト育成を行う財団「PRS Foundation」。音楽の著作権を管理する日本のJASRACにあたる団体である彼らは、なぜ音楽フェスティバルでの女性地位向上に取り組むのか。音楽とテクノロジーの関係を長年見つめてきたジェイ・…
音楽業界を経て、IT企業やレストランといった多様な領域で活躍する岡田一男(エンタメブートキャンプ)。新しい音楽の学校ボートメンバーとともに10月に敢行したロンドン視察ツアー、そして自身のルーツを振り返りながら、音楽とアーティストの未来を考える。 ロンドン滞在最後の夜、老舗のクラブであ…